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シネコンの室内音響設計
 シネコンでは、防振、防音性能はもちろんのこと、良好な音質で聴けるような、室内音響設計が重要です。また、視聴の妨げとならない内装設計が必要です。



シネマコンプレックスの室内音響設計指針
シネコン音響設計指針


音響障害の防止

 高音質で快適な音空間を実現するためには、響きの長さ(残響時間)を調整するだけではなく、音質や音色を調整すること、すなわち響きの質を設計することが必要です。とくに平行に対向する反射性の大きな面がある場合は、エコーやカラーレーションといった音響障害となりますので対策が必要となります。


シネコン音響障害防止


最適残響時間

 程よい響きは、音に豊かさや暖かみを与えますが、響きすぎると映画のセリフが聞き取りづらくなってしまいます。また、極端に響きの少ない環境では、つまらない音になってしまったり座席位置によって音量が変わったりしてしまい快適な環境とはいえません。程よい響き、つまり室内の最適な残響時間は室の使用用途や室容積によって異なります。クラシックやアコースティックな音楽ではやや長め(ライブ)、歌の入るロック・ポップスなどでは短めに(デッド)設定します。シアターの場合は、ソースに含まれる残響感を損なわないように残響時間を短めに設定します。


シネコン最適残響時間

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