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ピアノ音楽教室の室内音響設計
ピアノ練習室では、防振、防音性能はもちろんのこと、演奏者が快適に練習できる室内の良好な音環境が必要です。


ピアノ練習室の室内音響設計指針
ピアノ室音響設計指針

音響障害の防止
 高音質で快適な音空間を実現するためには、響きの長さ(残響時間)を調整するだけではなく、音質や音色を調整すること、すなわち響きの質を設計することが必要です。とくに平行に対向する反射性の大きな面がある場合は、エコーやカラーレーションといった音響障害となりますので対策が必要となります。
ピアノ室の音響障害防止


最適残響時間
 程よい響きは、音に豊かさや暖かみを与えますが、響きすぎると演奏の妨げになります。また、極端に響きの少ない環境では、演奏に違和感を感じたり(音同士が馴染まないなど)つまらない音になってしまい快適な環境とはいえません。  程よい響き、つまり室内の最適な残響時間は演奏される音楽のジャンルや室容積によって異なります。クラッシクやアコースティクな音楽ではやや長め(ライブ)、ロックやポップスなどでは短めに(デッド)設定します。  用途が多目的の場合は、可変残響装置、吸音パネルや反射板を設置することで使用用途に合わせて響きの量を調節することもできます。最適な響き得るには、ピアノ練習室内の平均吸音率20〜30%とすることです。最適な残響時間は、室容積に比例し長くなります。

○適度に残響が長いピアノ練習室〜気持ちよく演奏できる
*残響が長すぎるピアノ練習室〜明瞭度が悪く演奏しずらい
○適度に残響が短いピアノ練習室〜明瞭度が良く、自分が出している音が良くわかるため練習室向き
*残響が短すぎるピアノ練習室〜つまらない音


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