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二重床

 二重床には、マンションなど床に配管がくる場合に、簡単、低価格で施工ができるため用いられている置き床工法があります。しかし、足にゴムがついてはいるものの、床衝撃音は、スラブ直より性能が悪くなってしまい問題になることが多く、完成後に対策工事をおこなっているマンションも少なくありません。また、ダンススタジオなどの床にも、この置き床工法を防振浮床と間違えて使用してクレームが発生しているケースも非常に多いため注意が必要です。

二重床 置き床工法
二重床 置き床工法


 AGKでは、ナショナルトレーニングセンターの浮床設計、浮床工事をはじめとする実績や、研究から開発した、シロマーブロック、グラスウールシロマーダンパーシロマースポーツフロアーシステムといった比較的簡単に構成できる浮床工法や従来の高密度グラスウール、防振ゴムを使用した浮床工法より、もっともその環境に適した工法で、単に浮床材料の価格だけでなく、後工程、前工程、工期など工事全体のコスト・工法を考慮しご提案させていただきます。

二重床 防音・防振対策
二重床の防振・防音対策仕様例

●床衝撃音の性能評価L

浮床性能評価-1
床衝撃音の遮音等級(L値)と聞こえ方の関係

浮床性能評価グラフ
   床衝撃音の遮音等級(L値)
浮床性能評価-2
   一般室の遮音性能指針(床衝撃音)
浮床性能評価-3
  上記等級の意味

●浮床性能比較表(コンクリートスラブ200mm+浮床コンクリート150mm)

浮床材料 厚さ 床衝撃音性能 耐クリー
プ性
耐水性
重量 軽量 性能表
仕様図
 グラスウール
 シロマーダンパー
12.5mm L-35 L-35 GSD ×
 シロマーブロック 25mm L-35 L-30 SB
 高密度グラスウール96k 25mm L-35 L-35 GW × ×
   * コンクリートは普通コンクリート(ρ=2400kg/u)
 * 構造体、スラブ面積、室内吸音力などにより変動します。
 ○ グラスウールシロマーダンパーは、グラスウール25mmの1/2の厚さで、同等の性能 が得られる。
 ○ グラスウールシロマーダンパー・シロマーブロックは、耐クリープ性に優れている。
 ○ シロマーブロックは、耐水性に優れ、屋外やプールでも使用が可能。