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体育館の防音工事

 遮音は、室内から室外へ漏れていく音と室外から室内へ侵入してくる音の両面から考えます。体育館の場合は、競技、歓声の発生音源の他、講演・音楽など多目的に使用される場合が多く、室内の騒音が室外に影響を与えないような防音設計が重要です。

目標値
 部屋の遮音性能は、D値という遮音性能の等級で評価されます。D値と人の聞こえ方(感じ方)の対応はおおよそ下記表のような関係になっています。この評価は一般住宅であり、体育館の隣室・隣戸が静粛性の要求が高い部屋の場合は、注意が必要です。これにより、隣室の使用条件によって必要な遮音性能は変わりますが、Dr-70〜Dr-55程度が目標値となります。

遮音等級

防音構造
 単一部材の遮音性能は、入射音の周波数と材料の面密度の対数に比例します。(質量則)つまり、材料の重量が増えると遮音性能があがります。しかし、質量則では、重量を2倍(同一材なら厚みを2倍)にしても6dBしか遮音量は増加しません。

 この質量則以上の遮音量を得るには、部材間に空気層をとった二重壁を構成することにより可能となります。また、この部材間の振動伝達を抑えることによりさらに防音性能が向上します。したがって、高度な防音性能が必要な場合は、防振設計が必要不可欠となります。

 AGKでは、ポリウレタン系防振材「シロマー」を使用することで、容易に部材間の振動伝達を抑え遮音性能を向上させることができ、他社よりも建物に重量をかけずに遮音性能を向上させる防音壁システムも開発しています。

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